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MacJDic 1.3.4 Manual (Japanese)
Manual in English here
MacJDic Download page here

MacJDic Manual
Version 1.3.0
June 8, 1994
(C) 1992-1994 by Dan Crevier
Originally based on Jim Breen's xjdict
Japanese Manual by Dan Kogai

はじめに

 MacJDICは、パプリックドメインの英和/和英辞典"edict"および漢和辞典"kanjidic"を検索するためのプログラムです。これらの辞典の監修は、Jim Breenが行っています。英語または日本語の単語の検索が、また漢和辞典は様々な項目による検索が行えます。

使用環境

 MacJDICには、KanjiTalkまたはJapanese Language KitがインストールされたMacintoshが必要です。辞書ファイルは巨大なもので、またMacJDicにはインデックス・ファイル作成を必要なので、必要なディスク容量はかなり大きく、合計で約6メガバイトを必要とします。

配布

 本プログラムは「葉書ウェア」です。気に入ってくださったのであれば、葉書を一枚私に送ってください。MacJDicを配布するのは、配布元、配布先を問わず自由ですが、その時料金を請求することは禁じます。 "edict"および"kanjidic"の配布条件については、"edict.doc"および"kanjidic.doc"に記載されています。これらのファイルは、"edict"および"kanjidic"の入手に際しては必ず手に入れてください。"kanjidic"中のSKIPコードについては、著作権が設定されていることに注意してください。以下、"kanjidic.doc"より抜粋します。

  SKIPは著作権法、"Copyleft"、および特許法により保護されています。SKIPの  商業的使用は、Jack Halpernおよび著作権保持者の書面による許可がある場合を除き、  これを厳禁します。

インストール

 アーカイブ中に以下のファイルがあることを確認してください。
MacJDic 1.3.0
MacJDXGen 1.3.0
MacJDic Manual
(MacJDic Manual-J:訳者により追加)
New Features
vconj
 以上に加え、以下のファイルも手に入れてください
edict
edict.doc
kanjidic
kanjidic.doc

 これらのファイルの最新版は、ftpサイトftp.cc.monash.edu.auにあります。インターネットにアクセス出来ない方は、お手数ですがご自分でこれらのファイルを手に入れる必要があります(訳者注:94年06月14日版のedict, edict.docをまとめたedict.lzhおよびkanjidic.kanjidic.docをまとめたkanjidic.lzhをそれぞれNifty ServeのFJAMESに登録しておきます)。これらのファイルはバイナリーモードでダウンロードしてください。

 以上のファイルを全て同じフォルダーにコピーした後、MacJDXGen 1.3.0を起動してインデックス・ファイルを作成します。これには大量のハードディスク容量(およそ5メガバイト)が必要で、時間もかかりますが、この作業一度で構いません。MacJDXGen 1.3.0を起動すると、それぞれの辞書ファイルについてインデックス・ファイルを作成するかをたずねてくるので、"Yes"と答えてください。それぞれのファイルの処理におよそ15分以上かかります。 バックグラウンドで処理することも可能ですが、その場合処理は極端に遅くなり、定期的にMacJDXgenはフォアグランドで動いているプログラムをさしおいて30秒以上の時間を取ることに注意してください。 インデックス・ファイルが出来たら、MacJDicを起動してください。Fontメニューからそれぞれのウィンドウで使用するフォントを選択しておきましょう。MacJDicのフォント切り替えはあまりよくないので、設定変更を反映させるため一旦MacJDicを終了したのち再起動してください。これで準備は完了です。

MacJDicの操作

 使用する辞書に対応する二つのモードがあります。J-E/E-J(和英/英和)が選択されている場合、"edict"の内容が検索されます。kanji lookupが選択されている場合、検索項目に合致する漢字が全て"kanjidic"から検索され、その漢字についての各種情報が表示されます。各フィールドの意味については、"kanjidic.doc"を参照してください。 Sytem 7以降をお使いの場合、MacJDICはMarco PiovanelliのTextEditの代用コード、WASTEを使用します。これにより、検索ダイアログでのインライン入力および32K byte以上のテキスト表示が可能になっております。 "All Compounds"が選択されている時にJ-E/E-J(和英/英和)検索を行った場合、その単語が含まれている全ての項目を検索します(そうでない場合、その単語で始まる要素のみを検索します)。 "Deinflect Verbs"(述語活用の一般化)が選択されていて、かな漢字混じりの述語が検索された場合、MacJDicは述語を一般系に変換しようとします。例えば「話します」を検索すると、「話す」が出てきます。 MacJDicにはウィンドウが3つあります。一つは検索項目の入力、一つは"edict"の検索結果出力、そして最後に"kanjidic"の検索結果出力です。検索結果出力ウィンドウのクローズボタンをクリックした場合、入力ウィンドウは手前にきます(Macプログラムはそうふるまうべきではないと存じてはいますが)。

 検索フィールドの内容をひらがなまたはカタカナに変換するボタンも用意されています。 "Radical List"(部首リスト)ボタンを押すと、全ての部首のリストが表示されています。うち一つを選択すると、その部首を持つ全ての漢字が検索されます。

EditメニューにあるAutoPaste機能が選択されている場合、入力ウィンドウが正面に来る都度、クリップボードの内容が検索フィールドにコピーされます。この機能は他のプログラムを併用しつつ検索する場合に有用です。 "stroke limit"(画数設定)フィールドに数字が入力された場合、その画数を持つ漢字が全て表示されます。ですから、一例をあげると、ある部首を持つ10画の漢字を検索する場合には、"stroke limit"に10と入力し、"radical list"ボタンを押してそこにある部首をクリックすればよいわけです。

サポート

 コメント、賞賛、そしてバグレポートは以下まで。
 電子メイル:crevier@husc.harvard.edu

 または普通郵便(葉書も)で
Dan Crevier
40 Hall Ave #1
Somerville, MA 02144
USA

 edictまたはkanjidicについては(エラーおよび辞書の追加も含む)以下まで

Jim Breen
(jwb@capek.rdt.monash.edu.au)
Department of Robotics & Digital Technology
Monash University, Victoria, Australia

献辞

 edictおよびkanjidicを管理してくださっている、また本プログラム作成を手伝ってくださったJim Breen,貴重なコメントおよびアイコンを下さったLuis Pozo、提案およびバグレポートを下さったDavid Goldsmith、kdicプログラムのコード引用を快諾して下さったPertti Kasanen、そしてWASTEのMarco Piovanelliに感謝します。

MacJDicの将来

 私は生物物理学を専攻している大学院生なので、MacJDicに取り組んでいる時間は残念ながらあまりありません。現在製品版のMacJDicを開発中で、製品版ではずっと優れたユーザー・インターフェースやさまざまな新機能が盛り込まれる予定です。名前はUnidictになる予定で、数カ月後にはリリースされるでしょう。

For more info see the MacJDic homepage at http://www.sla.purdue.edu/fll/JapanProj/ACTFLreviews/MacJDic.html.

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This page last updated: 19 June 1999Please Read our Disclaimer
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